コラム
間違ってませんか?ホームページデザインの勘違い
ホームページ制作の打ち合わせ(ディレクション)を行っていると、ホームページデザインをユーザー視点ではなく、
「自分たちの好み」、「自己満足」、「デザインの妄想」などで 間違った認識をされている方がたくさんいらっしゃいますので、記事にしてみました。
よく打ち合わせをしていると、殆どと言っていいほど、このようなお客様のご意見が多いのです。
(ホームページデザインのご要望の一例です)
アップルみたいなホームページにして!
ここのお店のデザインのようにして下さい。
かっこいいホームページにして!
高級感のあるホームページにして下さい。
などなど、
まず、ホームページデザインの大前提として、、、
ユーザーはデザインを見ていないという事実。
ホームページのデザインをしっかり見ている人はどういう人か?デザインを仕事にしている人です。
ホームページに来る人ってまずどういう行動をとられて、ホームページに来てますか?
検索エンジンで検索してホームページに来ている人がほとんどです。
なぜ検索してきているんでしょう???
知りたいこと、買いたいものを調べに来ているからです。
要は「知りたいこと」や「買いたい物」を調べに検索してきているわけですから、 ホームページの中身、内容がそのユーザーが欲している情報を掲載しているか否かが重要だと思うのです。
ユーザーが欲している情報が 「ない」、「不十分」、「わかりにくい」、「見にくい」、「期待できない」 という判断をユーザーは瞬間的に判断をしています。
では、ホームページのデザインで重要なことはどういうことでしょうか?
「○○らしさ」が重要と思います。
「○○らしさ」というのは、「その会社らしさ」、「お店らしさ」、「商品らしさ」が
ユーザーに伝わっていれば良いと言うことになると思います。
ホームページデザインは、イメージ作りを担っています。
デザインは「○○らしさ」というイメージが大切ということです。
冒頭のような「アップルのようなホームページに」、「ここのお店のデザインのように」、「かっこいいホームページに」、「高級感のあるホームページに」にというのは見当違いになってくるわけです。
経営者の皆様、ホームページの担当者やその上席の方々も、今一度ユーザーのことは考えずに、
「自分たちの好み」、「自己満足」、「デザインの妄想」に偏っていないか確認してみて下さい。
再度繰り返します。
ユーザーはデザインを見ていないという事実。
ユーザーにホームページにお越しいただくためには、ユーザーが知りたい情報、コンテンツを用意しておき、
見やすく、わかりやすい、そしてその企業や店舗のイメージが伝われば、ホームページのデザインとして十分なはずですし、
ユーザーに支持されるホームページになるはずです。